2022年01月12日
虎退治

明けましておめでとうございます。
今年の干支は壬寅(みずのえとら)ということで、
中津黒田武士が虎退治をしたことを
思い浮かべる方もいらっしゃる事でしょう。
1592年(文禄元年)、秀吉の朝鮮征伐の命により、
中津の黒田軍は五千余の兵をもって中津城を出立し、
唐津の名護屋城下から渡海しました。
黒田軍は朝鮮の地で勇猛果敢に戦いましたが、
ある時、戦の合間に虎退治に赴きました。
獰猛な虎が現れたとき、
長政は愛用の鉄砲で、黒田二十四騎の一人菅六助は刀で、
林掃部は槍で、それぞれ一匹ずつ虎を仕留めたのです。
その証拠の顎骨は長らく福岡城の蔵に保管されていましたが、
先の空襲で被災され残念ながら今は残っていません。
黒田官兵衛(如水)の下、中津時代の黒田武士は、
朝鮮出兵や関ヶ原の合戦に武功を立て、
黒田二十四騎と呼ばれた侍大将とともに、最強軍団と謳われ
敵方から大変懼れられていたという事です.
天下を狙うほど、家康に恐れられた黒田官兵衛は今の
城下町中津の礎を創りましたが、その名は全国的に轟いており、
中津は諭吉とともに官兵衛は双璧といえます。
今、全国から観光客を呼べるのは黒田官兵衛と福沢諭吉でしょう。
官民挙げて大事にしたいものです。
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Posted by ベルリンメガネ at 13:06│Comments(0)
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